これがコロナウイルスというものか
夢を見た。
「大丈夫大丈夫!昨日は熱あったけど、めっちゃよく寝たし」
そう言って北海道のニセコにいる私。これから楽しみにしていたアドベンチャーレースが始まる。
この日のためにこの1ヶ月毎日1時間近くトレーニングをしてきた。
大好きなお酒も控えた。(ちょっとだけ)
体調はいいのかとチームメイトに聞かれるが
「うん!6時間おきにロキソニン飲んだらいける!」
笑顔で話している。(絶対あかんで)
ところで目が覚めた。
目の前には飲みかけのポカリスエットと体温計。どうやら布団の上で寝転んでいるらしい。
ピピっと音がなり、体温計の画面には39.8の数字。
熱くてぼーっとするけど逆にそれが心地良くも感じる。
そう、わたしはコロナウイルスに感染したのです。
この夏一番楽しみにしていたイベントと旅行は全キャンセル。北海道のレースの後はそのまま石垣島に旅行に行く予定でした。
さよなら50万円と私のバカンス。
一緒に行く予定だったみんなにも迷惑をかけました。
私の10日間の隔離生活が始まります。
せっかくなのでこんなわたしの事例から、悪いこと?悲しいこと?があったときのストレスを抱えにくい対処法を考えてみました。
なぜって??
悲しいからに決まってるでしょ!!!!
感情は可能な限り発散せよ!
だいたいこういう時ストレス抱えやすい人は思ってることを言わない。
こんなに楽しみにしてたのに!悲しい!悔しい!!
別に誰かに言わなくてもいい。紙に書くなり、日記をつけるなり、まずは感情を言語化する。
自分の心はその感情に名前をつけて拾ってあげないと居場所がなくなってしまうのです。
中には自然とそれができてストレスを感じにくい方もいらっしゃいますが、それも個性なのでいつも悩みすぎてしまう方は意識的にアウトプットしてみてください。
ちなみに無理やりポジティブな言葉で隠しちゃうのも危険。本当は苦しいのにポジティブな言葉で蓋をしちゃうと、その下で気がつかない間にネガティブな感情が大きくなってしまう。
まずはその辛い気持ちに自分自身が気づいてあげて寄り添うこと。
まあ私の場合はただ旅行に行けへんかっただけの話なので、ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが本質的には一緒です。
ちなみに私は一人で悲しくて泣いていました(笑)いいねん!一人やから!誰も見てないもん!(笑)
理由を考えるなんて無駄!
なにかあると過去と因果関係を結びつけたくなるのが私たちです。
それは同じ「危機」を体験しないよう脳が防衛本能として働く思考ではあるのですが、でも実際はそうではない。
この人生という広いテーマの中で、もし本当に全ての結果に理由があるならその「原因」と想定した出来事や体験をした人全てが同じ「結果」にならなければおかしいですよね?
原因と結果はイコールでは無い。原因を探すことなんて無意味なのです。
そして当然ですが過去には戻れない。
だから、あの時もっとこうしてたらとか自分が悪いのかもとか理由探しはやめましょう。
もしそう言った思考が働いてしまったら「脳が自分を危機から守ろうとしてるんだなあ」と思えばよし!びっくりしたら心拍数が上がったり、ご飯を食べると眠くなったり、そういう反応と同じだと思えば気が楽になるかも。
今日楽しむためにできること
ここまできてやっと、じゃあ今日一日を楽しむためには何をしたらいいか考えてみてください。
どんな状況であろうと私たちは現状を受け入れなければいけません。そこに幸や不幸、善や悪の判断をすることが無意味なのです。
今この8畳の部屋で、自分が何をしたら楽しいかなあ。考えるのはそれだけ。
ということでこのブログを書いています。
何度も言いますが事例が旅行に行けへんかったというしょうもない理由すぎて頭に入ってこない人はごめんなさい。
でも考え方は一緒です!
学生の頃ゴミ屋敷のような家に住んでいて、ネズミと生活していたときもありました。お金なさすぎてくつ下すら買えない時もありました。
しかし嘆いていては何もできない。常にそこから自分に何ができるか考えることから私たちの幸せはすでにはじまっているのかもしれません。
朦朧としていた意識もだいぶはっきりしてきました。
私は今日という一日を良いものにするためにこれから諸々のキャンセル手続きをしていこうと思います。
お金返ってきますように。