健康的なおやつを考える

食事に気を遣うようになって最も探すのに苦労するのは、健康的なおやつだった。

なんとか食事事態は無農薬や有機栽培、無添加の素材を見つけることができても、健康的なおやつを探すのは意外と難しい。健康的な素材を買って自分で作るのが、一番健康的なのだろうけど、フルタイムで働きながら、自炊に加えておやつまで自作するとなると、お菓子作りが趣味でもない限りなかなか取り組みづらいものである。

だから、健康的で手軽に食べられて、低コストで続けやすい、そして美味しいおやつを探すとなるとすぐには見つからないのだ。

私が求めている健康的なおやつの条件は、まず血糖値が急激に上がらないもの、そして添加物が入っていないもしくは少ないもの、そして普段の食事で足りない栄養素を補うことができるものならパーフェクトだ。

そういった条件にあてはまるおやつとして真っ先に思い浮かんだのはナッツ。くるみやアーモンド、カシューナッツなどがミックスされたナッツパックはスーパーでもコンビニでも売られており、手軽に手に入れることができることが魅力だ。

あるドラッグストアではそのミックスナッツにヘーゼルナッツが入っているものもある。私はヘーゼルナッツが大好きなのだが、なかなかヘーゼルナッツを売っているところは少ないので貴重だ。ヘーゼルナッツがどんな味かあまり知らないなという方は、ヌテラというパンに塗るチョコとヘーゼルナッツが練りこまれたペーストをご存じないだろうか。独特の風味があって、子どもの頃はそんなにおいしいと思わなかったが、不思議なもので大人になるとあの独特の風味がクセになる。

ただナッツはややお値段がお高めであるため、継続的におやつにしようと思うとコストパフォーマンスが少々気になる。

そこで最近見つけたのが、煎り豆だ。節分でお馴染みの煎り豆だが、大豆なのでタンパク質が豊富で、手軽なおやつとしてピッタリだ。しかもナッツよりお安めのことが多く、コストパフォーマンス的にも良い。

ナッツはオメガ3という良質なオイルが含まれているところが魅力的なのだが、保存方法が悪いとオイルが酸化してしまって逆に健康への悪影響が心配になる。その点、煎り豆はその心配はない。

私はナッツと煎り豆を両方ストックしておいて、煎り豆をベースのおやつにして時々ご褒美としてナッツを取り入れるようにしている。

その他に私が良く食べるおやつは、小魚。小魚はカルシウムを補給する食材として非常に優秀だ。小魚のみやナッツと一緒に小さなパック詰めにされて売られていることが多く、持ち運びにも便利だ。

あとはプロテイン。

持ち運びにはやや不向きだが、家でちょっと小腹がすいたときにプロテインを飲むと満腹感が半端ない。私はその半端ない満腹感のおかげで無駄に暴飲暴食するのを防ぐことができている。

人はタンパク質が不足していると、必要なタンパク質を摂取するまで食べ物を食べ続けるという性質がある。だから、小腹がすいたときにプロテインを飲むことはとても理にかなっているのだ。

たまにプロテインを飲むと太ると思い込んでいる人がいるが、それは勘違いである。プロテインはボディビルをやっている人や体の大きなスポーツ選手が飲んでいるというイメージから、プロテイン=体が大きくなる、そしてプロテイン=太るというイメージになったのではないか思われる。筋肉をつけるためにプロテインを飲むことは重要だが、プロテインを飲むだけでムキムキになるわけではなく、それはプロテインの摂取とトレーニングを組み合わせているからである。

だからプロテインを飲んだからといって、いきなりムキムキになって体が大きくなるということはないし、さらにぽっちゃり太るということもまずない。もちろん非常識なほど多量に摂取した場合や、市販されているプロテインのなかには砂糖がたくさん含まれているものもあるので注意が必要だが、用法容量を守っていればまず大丈夫だ。

基本的にたんぱく質は不足している人が多いので、プロテインを摂ることでむしろ食欲が抑えられて減量効果のほうが大きいのではないだろうか。

健康的な食生活を続けていくためには、おやつの存在もとても重要だ。せっかく食事に気を遣っていても、あまーいケーキやアイスクリーム、添加物とトランス脂肪酸まみれのスナック菓子と食べていては意味が無い。

おやつも健康的でおいしいものに変えてみると、自分の生活、性格まで変わっていくのが分かる。ぜひ皆さんも楽しんで健康的なおやつ探しをしてみてほしい。

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堀川 明日香

海外在住看護師!現場を離れたからこそ感じること

オンライン看護師として活動しているほりかわです。以前は東京や沖縄の病院で主に外科病棟で働いていました。現在はカリブ海にある島に住んでいます。海外生活は6年目です。趣味はサルサダンス、ジョギング、ヨガ、家庭菜園など。身体を動かすことが好きです。

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看護師の仕事が好き

海外では資格の関係で看護師以外の仕事をしていましたが日が経つうちに「看護師でもう一度働きたい」という気持ちが強くなりました。そして試行錯誤の上、オンラインで看護師としての活動を始めたのです。まだまだ課題は山積みですが、活動を通して看護の素晴らしさを再確認し、そして日々やりがいを感じています。
実は少し前に看護学生時代に勉強したWell-beingという考えを再び目にしたのです。現場で看護師として働いていた時には忙しさに追われて全くと言っていいほど忘れていた言葉でした。Well-beingという言葉を思い出したからこそウェルビーイングナースと出会えて参加することができていると思っています。

カウンセリングナースで今後やっていきたいこと

患者力を高めること

「患者力」という言葉が最近よく聞かれるようになりました。これは病気を持っている方に対する言葉のように聞こえますが、日ごろから健康に気をつけて正しい医療情報を持っておくことが重要です。もちろん病気を予防することが前提なのですが、患者力があると病気に罹った時にも冷静に対応できるのです。受け身ではなく、主体的な健康増進を目指していきましょう。

日常生活サポーターとしての役割

「病気を防ぐ」ことや「病気とうまく付き合っていく」ことなど困ったことをすぐに相談できる「日常生活サポーター」になりたいと思っています。「病院に行くほどではないかも?」「頑張れないほどではないけど少し気になる」といった些細なことも気軽に相談してもらえる存在でありたいです。
少しでも多くの方々が身体的・精神的・社会的に満たされた状態に近づくことを目指し、皆さまとともに成長していけたらと思っております。

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「Love is Blind」恋は盲目!?

最近ネットフリックスでLove is Blindというリアリティーショーの放送が始まりました。

どのような番組かというと、お互い容姿をみることができない環境で、会話のみで結婚相手を見つけるという今流行りのリアリティーショーの一つです。見たことがない方にもイメージしてもらいやすいようにもう少し詳しく説明すると、まず男女が一人ずつポットと呼ばれるブースの中に入って話しをします。簡単に言えば姿の見えないお見合いのようなものです。そうやって10日間のあいだにポットでいろんな相手と話をして、自分に合うパートナーを探し、心に決めた人が見つかったらプロポーズという流れで番組が進行します。

今の時代、パートナーに関する情報は、本人から直接得られるものだけでなく、SNSやネットで非常にたくさんの情報を得ることができます。そんな時代に、このlove is blindでは、相手を知るために頼りになるのは、「声」だけ。そして相手のことを知りたければ相手との会話のなかから引き出すしかありません。出演者たちは、相手の声や話し方、話しの内容から、相手についていろんなイマジネーションを膨らませていきます。相手に求めるものは?どんな結婚生活を思い描いている?専業主婦にはなれないけどそれについてどう思う?

そして出演者たちは、このポットで異性と話すとき以外は、待機室で同性のメンバーたちと過ごすことになります。同性のメンバーたちとは悩みを相談できる一方で、もしかしたら同じ人を好きになっているかもしれない、もしかしたら自分の好きな人は今となりにいるあの人に夢中なのかもしれない、というこれまた心が揺さぶられる環境なのです。

このような特殊な環境で、しかも10日間という超短期間で一生のパートナーを決めなければならない。これはかなりの心理的プレッシャーがかかるだろうことが想像できます。そんななかで出演者たちが悩み葛藤しながらも自分の感覚を信じてパートナーを選んでいく過程、そして婚約してカップルになった二人がいよいよ初めて出会うというシーンは思わず見入ってしまいます。

このリアリティーショーは「人は会話だけで恋に落ちるのか?」という実験としてはとってもおもしろいなあとみていました。でも自分がこうやってパートナーを探したいかというと私はノーです(笑)

なぜノーなのかというと、確かにパートナーを選ぶうえで「中身」「性格」という部分はとても重要だと思います。だけど、その「中身」や「性格」は会話(言語的なコミュニケーション)だけに現れるものではなく、その人の所作や、振る舞い、表情によって表現される割合がかなり大きいと思うからです。

これは顔が綺麗とかカッコいいということではなく、人の印象はその情報の性質によって影響の度合いが違うということに関連します。

有名なメラビアンの法則では、得られた情報がどのように心理的に影響するのかを表しており、その割合は視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%であるといわれています。つまりこのリアリティーショーの中で得られる情報は聴覚情報と言語情報で合わせて45%ということになります。

そして残り55%の視覚情報は、見た目だけでなく、先ほども述べた表情や振る舞いなども含まれます。この企画の意図は「性格」「中身」に焦点をあててパートナーを選んでみよう!というものだと思いますが、視覚情報をすべてBlindしてしまうと見た目が分からないだけでなく、「性格」や「中身」の重要な表現方法である表情や所作も隠してしまうことになるのです。

実際このリアリティショーのなかでも、パートナーになってポットを出てから、その隠されていた55%の影響がじわじわと出ている感じがしました。(ポットでパートナーを見つけた後も、3週間後の結婚式までのカップルたちの物語を追っていきます。そこではまたさらにパートナー同士の深い対話が必要になってくるのでそこも見どころ)。

ということで、自分はBlindで相手を見つけるのはノーですが、では自分は何をもって恋だと認識するのか、どういう人を好きだと感じるのか、その理由について立ち止まって考えるいい機会になりました。

自分一人では自分の姿は見えない。対話する相手がいて、相手の目に映った自分を見て初めて自分を見つめることができる。昔誰かから教わった言葉ですが、恋は目の前にいる相手とその瞳に映る自分を見つめることで、芽生えるものなのかもしれません。

【2月20日】オンラインヨガ教室開催!

2月20日20時からオンラインヨガ教室開催!

いつもカウンセリングナースのホームページを見てくださってありがとうございます!LCコミュニティで開催するオンラインヨガ教室の日程のお知らせです。

今週は2月20日(日)20時から21時までを予定しております。
夜なかなか眠れない方、体が疲れている方、ストレスや不安が溜まっていると感じる方はぜひご参加ください!
前後でお話をする時間を作りながら和気藹々と行っています♪
体が固くてみられたくないという方は画面をオフにして参加していただいても大丈夫です。

オンラインヨガに参加する

「出来る」の定義とは?

何をもって出来ると言えるか

最近SNSで「100日後にリフティングが上手くなるナースさおりP」というテーマで毎日投稿しています。

投稿を見てコメントやメッセージをたくさんいただくのですが、そこには

「元々出来るんでしょ?」「すでに上手い」

などと書かれていました。

私のリフティングを「出来る」と言っていいのならまあ出来てるかもしれませんが私にとってリフティングが「出来る」とか「上手い」とはこういう人のことだと思ってます。

ほんとにすごい!!!感動する!!

私の場合はここまでは目指さないにしても、苦手だったリフティングと向き合いもっと上手くなりたい。だからこそ今回のタイトルを「リフティングが上手くなる」としました。

そこで考えたのが「できる」という言葉の定義です。この話を社内で話した時にこんな話になりました。

できるにはレベルがある。

7他人に同じ結果を出せる

6他人に教えられる

5結果が出せる

4実行できる

3理解している

2知っている

1聞いたことがある

これは「できるレベル」として7段回に分けられていますが全ての事象に当てはめることが可能です。

私にとって今回のリフティングの場合「できる」とは5以上のことを言います。みなさんはいかがですか?日常で「できる」という言葉を使う時、どの段階を指しているでしょうか。きっと人それぞれ違って、内容によっても、相手によっても変わってくるかもしれません。

仕事だと1〜2で出来ます!とか言うと怒られそうだし、かと言ってすべての物事に4以上を求めると疲れ果ててしまう。

毎回「私今レベル3です。」とかレベルの共通認識があればいいのに、とも思います。(でも各レベルの中にも段階ありそう…)

言葉の定義と基準の決め方

ただ「できる」という言葉一つにこれだけたくさんの捉え方があることにも気が付きます。コミュニケーショントラブルってだいたいこういうこと。

発する言葉の定義は人それぞれ違う。だから相手に期待しすぎても過剰に受け取りすぎても上手くいくない。だからこそまずは人によって捉え方がこんなにも違うと理解することが大切です。

じゃあ基準は誰が決めるのか?

それは自分が決めること。

自分の人生、何をレベルアップ目指したっていいし、興味もないのにレベル上げる必要なんてない。たくさん並行してレベルあげてもいいし、一つのことに絞ってもいい。全部自分で選べる。

こういうと仕事とか人間関係でどうしてもやらないといけないと言われる方もいるのですがそんな時は自分に聞いてみてください。

それは心をすり減らしてまで本当にやらないといけないこと?

周りの人に合わせてレベル高めることほど苦痛なことないですよね。ただ、これレベル上げてみてもいいかなと思った自分の気持ちだけを大事にしてあげてほしいです。

何か目に見える成果だそうとしなくていい、自分の中でやりたいと思ったことの経験値を積んで「自分のレベル上げて行こう」と言う意識でいればいいと思います。それは必ず7を目指さないといけないとかそういうのでもなく、どこまで目指すかも自分の心に従う。

そうすれば周りがどんなことにレベルを高めていようが、指摘されようが、周りと違おうが、「自分のレベル」には全く関係ないことに気が付きます。

本来目標とはそう言うものであるべきで、人と競ったり誰かに示したり合わせたりする必要性なんてないのだと思います。

周りと比較して劣等感を感じた時は、ぜひこの基準を思い出してみてください。

続きはLCコミュニティで

自分は何もできないと思った時

やる気も自信もゼロの状態からやり続けることができた理由

私は小学3年生のころからサッカーを習っていました。その頃からゆるーく続けてきたのでサッカー歴20年近くになります。

この頃は女子サッカーが今ほど普及しておらず、男の子に混じって習うしか田舎に住む私には手段がありませんでした。

習っていたと言ったら烏滸がましいのですが、その頃は練習もろくに取り組まず、隅っこで砂遊びしている、という感じです(笑)

理由は男の子がちょっかいをかけてくるのが嫌だったのと、一緒に習っていた女の子が「あっちで遊ぼう」と言ってきたから、というまさに自分の意志ゼロの人に流されまくりの子供でサッカーをやりたいと自分で言い出したくせに何しに来てるのかよくわからない状態でした。

出来ない自分、周りに圧倒される自分、怒られる自分、そんな自分自身が嫌だったのを覚えています。上手くできないからやらない方がマシだ、と逃げていたんだと思います。

そんな私にも転機があり、住んでるところから車で30分ほどかかるところにある女子チームのコーチから「うちのチームに入らないか?」と声をかけていただきました。

そのチームは人数が少ないため練習は男女混合で行うのですが、とてもみんな仲が良く、和気藹々としており元いたチームとは大違いでした(失礼)

何より私を認めてくれるチームメイトの存在が嬉しかったのを覚えています。

「さおりはボールキープが上手だから中盤で試合に出てね!」とコーチに言われました。

そこから私のサッカー人生は大きく変わりました。

コーチに褒められたボールキープ、もっと上手になりたい。このチームで一対一が強いのは私なんだ。

私はこのチームの一員であることをとても強く感じたし、その分みんなで勝ちたい、という気持ちも高まりました。

以前いたチームではそんな気持ちは微塵もなく、怒られませんように、ミスしませんように、あー試合出たくない…などそんなことばかり考えていたので大きな心境の変化でした。

上手くいかない時にまずやるべきこと

これは誰だって、大人になっても同じ。自分がちゃんと認められて、努力を評価されて、受け入れてくれる。そんな場所だから120%の力を発揮できるのです。

今もし、自分は出来ていない、自分には何もないと思う方がいたらまずは自分を責める前に冷静に状況を見つめ直してみてください。その環境や行動、思考はあなたを幸せにしますか?

まずは安心できる環境に行くか、信頼できる人に会いましょう。自分を否定する存在や状況から離れましょう。

それは逃げでもなんでもなく、自分を守るために、自分の生き方を見つけるために大切なこと。自分が発する心の声にちゃんと耳を傾けてあげてください。

何かのために無理して頑張っているあなたももちろん素敵だけど、でもただ生きてくれている、それ以上に大事なことなんてこの世にないのです。あなた自身を大切にしてください。

まずは少し一息ついてしっかり休んだらまたやりたいことをやればいい。

続きはLCコミュニティで

メタバースで考える葦になる

最近メタバースという言葉を聞くことが増えましたね。メタバースという言葉はもともと、「スノウ・クラッシュ」という小説のなかで出てきた言葉ですが、最近はメタバースがリアルな生活のなかにも結構溶け込んできたなあと感じます。

さて、そんなメタバースの世界を題材にした作品は他にもたくさんあります。私の大好きなアニメ、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」もメタバースを題材とした作品の一つです。初めてこのアニメを観たのは私が学生の頃。そのころの私には内容が難解すぎて何度も観た記憶があります。

このアニメの中で一つのテーマとして取り上げられていたのが、「人は肉体を喪失しても心(魂)のみで、ネットの海の中で生き続けられる(意識は残る)か」という問い。。

皆さんはこの問いかけに対してどう考えるでしょうか。

たとえば思考をプログラム化して、仮にそれを心(魂)と解釈するのなら、ネットの中でそのプログラムが動き続ける限り、心(魂)は肉体を離れてインターネットの海の中で生き続けることができるかもしれません。また脳だけを取り出して、必要な栄養を供給しながら思考だけを続けるということもできるようになるかもしれません。

だけど、やっぱり「体のない脳(思考する存在)だけで形成される心」は「体を有している人の心」とは全く違うものだと思います。これは哲学的な意味だけでなく、脳が身体の他の器官と密接に関わっていることが関係している。主に心を司る臓器は脳です。その脳は実は恐ろしいほど多くのフィードバックを体中の他の器官から受けている。痛いとかお腹がすいたというような感覚のフィードバックだけでなく、腸脳相関といわれるように腸の状態がメンタルに影響することもあります。

他にも脳が体の器官や状態から影響を受ける例はたくさんありますが、一つ分かりやすい例をあげると、「身長による思考への影響」があると思います。身長が変わると思考が変わるなんて変な話のように思えるかもしれません。しかし、身長が変わることで世の中を見る(物理的な)視点が変わり、それが(心理的な)視点に影響を与えるのです。具体的な例を挙げてみましょう。ここに人の銅像があるとします。その銅像を上から見下ろすのか、下から見上げるのかでその銅像への印象が変わるといわれています。上から見下ろした場合より、下から見上げた場合の方が、その銅像に対してより尊大な印象を受けやすいのです。実際に活用されている例としては、選挙の報道です。選挙で候補者を撮影する場合は、基本的に候補者を真正面から撮影するそうです。これは下から映したり上から映したりすることで、本人たちのメッセージ以外に余計な印象を与えないためです。対象物をどこから見るかでその対象物への印象は変わってしまうのです。

これは体から受ける思考への影響の一つですが、もちろんその影響は身長やそれに影響される視覚の話だけではありません。この肉体だからこそ知覚できる感覚がある、また肉体そのものの状態が思考を変化させる。無意識的に、自分の思考はあらゆる肉体的な刺激から影響を受けているのです。

しかし、もし脳だけを取り出したら、これらの影響は無くなります。体からのあらゆる刺激がなくなったとき、その人の思考は、脳だけ取り出す前と同じものでいられるのでしょうか。私はきっと全く別人になってしまうと思います。良くも悪くも、私という体だからこそ得られる感覚があって、普段意識していなくともそのフェードバックは私の思考に大きな影響を与えている。

脳だけ取り出した人間というのは(私の知る限り)まだいませんが、もしかしたらメタバースでも同じようなことが言えるかもしれません。メタバースではVR眼鏡などを用いることで、実際の世界での視点とは異なった視点を獲得できるようになります。血液の中を漂う細菌の視点で世界をみることもできるのです。そうやってリアルな世界では経験不可能な刺激を様々体験できるようになると、人間の思考は今とは違うものになっていくのかもしれません。

私はこの変化が必ずしも悪いものと思っているわけではありません。ある意味、私の肉体から切り離された脳はどのように思考するのか興味深くもあります。肩が凝ったり、足がだるかったりそういった煩わしい感覚から解き放たれた脳が思考するものは一体どのようなものになるのでしょうか。

技術や現象はそれ自体に良し悪しはない。結局は人間がどのように使ってどう解釈するのか。脳だけ取り出した人間が、肉体を有していたときの人格と変わってしまったとしても、それが必ずしも「悪」ではない。変わってしまったものに対してどう意味づけるかは自由なのです。これからメタバースという新しい空間を利用してどんな世界を創り、そこに意味を見出していくのかは、私たちの意思しだいです。

参考URL

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f93693b37dd4b3ba09eef6c45b656874c0e0b60

意思決定を支えるとは

タイトルについて述べる前に、まず「意思決定」という言葉の定義について確認しておきたい。

「意思決定」とは「問題解決に当たって,実行可能な行為の中から最適と思われるものを選択すること。」である。

ただ医療現場で「意思決定支援」が倫理的に問題になるのは、「生命が危機状態に陥ったとき、救命処置をどこまで行うのか」といった内容であることが多いように思う。

しかし今回は、もう少し広い意味での「意思決定」について考えたいと思う。死ぬ間際の対応ではなく、「患者がどのように生きたいか」を支える看護とはなにかについて考えてみる。

「患者さんがどのように生きたいか」について支援するためには、まずなにより大切なのは、「患者さんの思い」を聴くことである。偽りや遠慮、羞恥心や誰かへの気遣いなどを一切排して、純粋な「思い、望み」を話してもらうのは簡単なことではない。

看護師とは言ってしまえば患者さんにとって赤の他人である。家族でも友人でもなければ、たいていの場合担当になる看護師は患者が選んだ人間でもない。そんな赤の他人に、人生における最も重要ともいえる選択について話そうなんて思わないのが自然だと思う。だから、看護師は患者が「純粋な願い」を話してくれるように、努力しなければならない。待っていても患者は心を開いてくれないのだ。

患者さんの純粋な願いを知るために、私は「謙虚に問いかける」ということが大切だと思う。これは「問いかける技術」という本の中で述べられている手法だが、私が実際に看護現場で実践してきたことを振り返ると、患者さんが素直に自分の望みを話してくれたときは、この「謙虚に問いかける」ということをおこなっていたときだと思う。

まず重要なのは、患者さんに興味をもって接するということである。業務的に質問しているのか、本当に興味をもって聞いてくれているのかは、患者さんには伝ってしまうものである。ときには、こちらが聞きたい内容でないことを患者が話し始めることもよくある。業務として考えれば、看護師として聞きたいこと以外の話に時間を費やすのは無駄なことのように思える。しかし、看護師が聞きたいことだけ聞いて、他の話しは聞きませんでは患者さんに興味をもって接していると言えないだろう。患者さんの話したいことにも耳を傾けることで、患者さんは「自分に興味を持ってくれているんだ」と感じるのではないだろうか。

次に重要なのが、情報提供は必ず患者の思いを聴いてから行うことである。人は自分のもっている情報や知識があればあるほど、相手に教えてあげたい、教えてあげなくてはと思いやすい。しかし、相手の思いを聴きたい場合は、先に情報提供を行うことで、意図的でなくても自分の意見に誘導してしまったり、患者の思いを歪めてしまうことにつながりかねない。

だがこのように考えていても、なかなか患者さんの思いを聴くことができていないこともたくさんある。一番の障害となるのは時間の問題である。時間はつくるものというが、現在の看護師に課せられた業務と定められた業務時間を考えると、患者さんの話を聴くために時間をつくることは非常に困難なように思える。

じっくりと患者に向き合って話を聴くには、現在看護師に与えられている他の業務を削減するか、患者さんの話を聴く時間を業務自時間外として確保するかのどちらかが現実的だろう。看護師の業務は多岐にわたる。私は、看護師が現在行っている業務のなかで、本来看護師がやるべきではない業務もたくさん含まれていると感じている。書類の整理やコピー、車椅子の空気入れ、食器洗い、手洗い場の手拭きペーパーの補充、病棟の大掃除、患者さんの買い物の代理などなど挙げればきりがない。

内閣府が取り組んでいる「ムーンショット型研究開発制度」では、医療・介護を取り巻く環境へのイノベーションについても記載されている。

9つの目標が掲げられているなかの7項目目に、「個人の状況にあった質の高い医療・介護を少ない担い手でも適切に提供できる技術基盤を構築する」ということが記載されている。

すでに国は、医療者の人手不足に対して「技術基盤を構築する」ことで解消しようという目標を掲げているのだ。これは遠い未来の話しではなく、2030年までに達成する目標として設定されているものである。その社会が実現するとして、「技術基盤が構築された」医療環境のなかで、看護師が存在する意義とはなんだろうか。

あらゆる技術・サービスが、AI・ロボットに置き換えられていくなかで、最後に残るのは「人が人に思いを聴いてほしい」という欲求であると思う。自分の意思をAIやロボットではなく、「人」に聴いてほしいという思いである。

そう考えると、看護師が取り組むべきなのは、「人」以外でもできることを積極的に機械に任せる。そして患者が話を聴いてほしいと思える「人」になることに労力を割くべきではないだろうか。

参考文献・サイト 

「最新 心理学事典」、「日本看護協会HP」、「問いかける技術 エドガー・H・シャイン」、「内閣府HP ムーンショット型研究開発制度」

【2月13日】オンラインヨガ教室開催!

2月13日20時からオンラインヨガ教室開催!

いつもカウンセリングナースのホームページを見てくださってありがとうございます!LCコミュニティで開催するオンラインヨガ教室の日程のお知らせです。

今週は2月13日(日)20時から21時までを予定しております。
夜なかなか眠れない方、体が疲れている方、ストレスや不安が溜まっていると感じる方はぜひご参加ください!
前後でお話をする時間を作りながら和気藹々と行っています♪
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