知らないと怖い睡眠のお話
2020.09.14
心の健康
馬鹿にできない睡眠習慣
・睡眠を「疲れをとるだけの時間」と思っていませんか?
睡眠不足は、思ってるより多くの弊害を引き起こします。
今回は、睡眠と仕事の関係についてお話をしていきます。
睡眠不足による仕事への影響
・睡眠学の権威ある医学誌Sleep Medicine Reviewsに、以下の報告がなされた。
睡眠不足によって
①マルチタスク能力低下
②注意力低下
③リーダーシップ低下(威圧的になる)
④道徳心低下
⑤リスクの過小評価
⑥感情コントロール機能低下
⑦記憶力低下
が起こる。
睡眠時間と仕事のクオリティ
・前夜の睡眠時間が4時間以下
・5時間以下の睡眠が2晩連続 ・・・ 仕事の仕事におけるミスが有意に増える
睡眠負債
睡眠負債は、週末の「寝だめ」では返せない。
むしろ、「平日の睡眠不足、週末の寝だめ」は、
寿命を縮めることがわかっている。
良い睡眠習慣の為に
・6~8時間の睡眠時間が最適
・寝つきや睡眠の質をよくするには
①寝酒をしない(アルコールは神経を昂らせる交感神経を刺激します。酒を飲むなら就寝3時間前まで。)
②寝る前にスマホを触らない(スマホの光は、人間の体内時計をつかさどるメラトニンというホルモンを強く抑制します。終身1時間前くらいからはスマホを触らない)
③朝起きたら日光を10~15分浴びる(メラトニンの分泌が促進され、体内時計が整う)
④もし昼寝をするなら30分以内
どうしても寝られない方・夜勤のある方
・とはいえ、どうしても寝られない方や、仕事の都合で規則正しい生活ができない方もおられますよね。
・そんな方には、「どうしても」の時だけ、睡眠導入剤を内服するのも良いとされています。
・ただし、睡眠導入剤は、毎晩飲むと①クセになり、②効きにくくなってくるので、「どうしても」の時にとどめるのが絶対必要です。週に1回程度にした方が良いでしょう。
LCCNSに相談してみよう
・皆様が最適な睡眠生活を送れますように。
・細かいお悩みや相談は、LCCNSでも受け付けています!