生活習慣を改善したい〜偏った食事と健康への影響〜

2021.10.08

体の健康

皆さんこんにちは!ウェルビーイングナースのゆかです。

今日は食生活の乱れによる健康への影響について、私の体験談をまじえてお話したいと思います。

以前のブログ記事でもお話しましたが、私は看護師になってから忙しさにかまけてひどく偏った食生活をしていました。食事は朝から晩までほとんど糖質ばかり。食物繊維もビタミンもタンパク質も、糖質以外の栄養素はほぼ全て不足状態にあったと思います。

そんなひどい食生活によって、もともと持っていたアトピー性皮膚炎が悪化。腸活によりある程度改善しましたが完全には皮膚の痒みを抑えることはできませんでした。

腸活のために食生活はある程度改善されたものの、もしかしたらまだ何か足りていないものがあるのかもしれないと考えるようになりました。

栄養の偏りを見つける

自分に足りていない栄養素を知る

ずいぶんと試行錯誤をして、あれが足りていないのか?これが足りていないのか?といろんな食材やサプリメントを試しました。

しかしなかなか見つからない。前よりましにはなっていてもやはり痒みを完全に無くすことはできない。これは食事では解決しないものなのかな?と思い始めた頃、たまたまビタミンDがアレルギーと関係があるということを知りました。

ビタミンDは骨をつくるだけではない

ビタミンDが骨を丈夫にするということは皆さん聞いたことがあると思います。ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を助ける作用があり骨の健康に欠かせません。

しかしビタミンDの作用は骨を丈夫にすることだけではないことが最近わかってきました。

実はビタミンDには免疫細胞のT細胞と関連があるといわれています。このT細胞、免疫システムのなかで重要な役割を担っているのですが、ときおり暴走していまうことがあるのです。ビタミンDにはこの暴走を抑制する働きがあるそうです。

ビタミンDがなぜ不足していたか

ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成することができます。しかし私は美白を追い求めて、とにかく焼けたくないという一心で日焼け止めや日傘を欠かさずに使用していました。それはもう、鬼滅の鬼のように日の光を避ける生活をしておりました。

また不規則勤務のため、余計に日光を浴びにくい生活。そのため、日光による体内でのビタミンD合成はほぼ望まない状態でした。

しかしビタミンDは食事からも摂取することができます。ビタミンDを多く含む食品としてはサーモンやキノコ類があります。

日光を浴びることができなくとも、食事でしっかり摂取できていれば問題なかったのですが、私の偏った食事内容では、全くと言っていいほどビタミンDを摂取できていませんでした。

ビタミンDをどうやって摂取するか

まず日光を浴びようということになりますが、私の場合は仕事上、不規則勤務はすぐに変えることはできません。また日光をあびることはやはり美容の観点から避けたいという気持ちもありました。

そこで、ビタミンDは食事による摂取を心がけることと、それでも足りない分は、サプリメントで摂ることにしました。

ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、摂りすぎると体内に蓄積する傾向にあるビタミンです。夜勤の日など日光にほとんど浴びない日やビタミンDを多く含む食事を摂らない日のみサプリメントを飲むようにしました。

日光には当たりたくないし、なかなか食事で摂取するのは難しいというかたは、私のようにサプリメントで摂取する方法もありますが、一日の上限量をオーバーしないように注意してください。

基本的には日光もしくは食事から摂取することをオススメします。

ビタミンDをとるようになって

ビタミンDの不足を補う生活をするようになってから、身体の痒みを感じることが少なくなりました。時々痒みを感じることはありますが、以前のように全身をかきむしることはなくなりました。

この痒みの減少が、100%ビタミンDの効果かであるとは言いきれませんが、自分の体感としては効果があったように思います。

バランスの良い食事が基本

今回は私の不足栄養素であったビタミンDを例としてあげましたが、自分の不足している栄養素をみつけて、それを補うことは身体の不調を改善するのに役立つことも多いです。

身体は食べたものでできていますから、何らかの不調を抱えている方は、もしかすると何か栄養素が足りていない、もしくは過剰になっているという可能性もあります。

一度ご自分の生活・食習慣を見直して、栄養素の過不足がないかチェックしてみてはいかがでしょうか?

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