「出来る」の定義とは?

2022.02.14

ブログ

何をもって出来ると言えるか

最近SNSで「100日後にリフティングが上手くなるナースさおりP」というテーマで毎日投稿しています。

投稿を見てコメントやメッセージをたくさんいただくのですが、そこには

「元々出来るんでしょ?」「すでに上手い」

などと書かれていました。

私のリフティングを「出来る」と言っていいのならまあ出来てるかもしれませんが私にとってリフティングが「出来る」とか「上手い」とはこういう人のことだと思ってます。

ほんとにすごい!!!感動する!!

私の場合はここまでは目指さないにしても、苦手だったリフティングと向き合いもっと上手くなりたい。だからこそ今回のタイトルを「リフティングが上手くなる」としました。

そこで考えたのが「できる」という言葉の定義です。この話を社内で話した時にこんな話になりました。

できるにはレベルがある。

7他人に同じ結果を出せる

6他人に教えられる

5結果が出せる

4実行できる

3理解している

2知っている

1聞いたことがある

これは「できるレベル」として7段回に分けられていますが全ての事象に当てはめることが可能です。

私にとって今回のリフティングの場合「できる」とは5以上のことを言います。みなさんはいかがですか?日常で「できる」という言葉を使う時、どの段階を指しているでしょうか。きっと人それぞれ違って、内容によっても、相手によっても変わってくるかもしれません。

仕事だと1〜2で出来ます!とか言うと怒られそうだし、かと言ってすべての物事に4以上を求めると疲れ果ててしまう。

毎回「私今レベル3です。」とかレベルの共通認識があればいいのに、とも思います。(でも各レベルの中にも段階ありそう…)

言葉の定義と基準の決め方

ただ「できる」という言葉一つにこれだけたくさんの捉え方があることにも気が付きます。コミュニケーショントラブルってだいたいこういうこと。

発する言葉の定義は人それぞれ違う。だから相手に期待しすぎても過剰に受け取りすぎても上手くいくない。だからこそまずは人によって捉え方がこんなにも違うと理解することが大切です。

じゃあ基準は誰が決めるのか?

それは自分が決めること。

自分の人生、何をレベルアップ目指したっていいし、興味もないのにレベル上げる必要なんてない。たくさん並行してレベルあげてもいいし、一つのことに絞ってもいい。全部自分で選べる。

こういうと仕事とか人間関係でどうしてもやらないといけないと言われる方もいるのですがそんな時は自分に聞いてみてください。

それは心をすり減らしてまで本当にやらないといけないこと?

周りの人に合わせてレベル高めることほど苦痛なことないですよね。ただ、これレベル上げてみてもいいかなと思った自分の気持ちだけを大事にしてあげてほしいです。

何か目に見える成果だそうとしなくていい、自分の中でやりたいと思ったことの経験値を積んで「自分のレベル上げて行こう」と言う意識でいればいいと思います。それは必ず7を目指さないといけないとかそういうのでもなく、どこまで目指すかも自分の心に従う。

そうすれば周りがどんなことにレベルを高めていようが、指摘されようが、周りと違おうが、「自分のレベル」には全く関係ないことに気が付きます。

本来目標とはそう言うものであるべきで、人と競ったり誰かに示したり合わせたりする必要性なんてないのだと思います。

周りと比較して劣等感を感じた時は、ぜひこの基準を思い出してみてください。

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