○○すると感動が増える1年になる
ヨガ講師 MANAKAです。
1年があっという間だったという人もいれば、とても長かったという方もいらっしゃると思います。
さっそくですが「あっという間」と「長い」の感覚の違いが起きる理由は分かりますか?
実は前にNHK「チコちゃんに叱られる!」で取り上げられていた内容です。
新年明けましておめでとうございます。
ヨガ講師 MANAKAです。
1年があっという間だったという人もいれば、とても長かったという方もいらっしゃると思います。
さっそくですが「あっという間」と「長い」の感覚の違いが起きる理由は分かりますか?
実は前にNHK「チコちゃんに叱られる!」で取り上げられていた内容です。
感動が時間の感覚を左右している?!
その理由は「感動が多いか少ないかの違い」
皆さんこれまでの人生を思い出してみてください。
泣いたり、笑ったり、落胆、挫折、立ち上がる
そういう「感情の動き」を経験してきたと思います。
この「感動」が年齢と共に少なくなっていくと言うのです。
皆さんの身近に赤ちゃんは居ますか?
赤ちゃんは「感動の連続」を過ごしています。
出来ないことだらけだからです。
初めてのげっぷ、初めてのお風呂、初めての寝返り
小学生、中学生と時間を経て、出来ることが増えて大人になりますね。
それは赤ちゃん自身も見ている周りの大人も「感情が大きく動いているから」
じゃあ大人は感動がないのか?
いえいえ、大人になったら「感動を作る」ことができます。
趣味を持ったり、仕事で挑戦したり、その過程で出来るようになること、失敗することも含めて「感情が動く機会」になります。
”感情が動けば動くほど「1年が長く感じる」
感情が平坦な日々だと「1年があっという間に感じる」”
ということになりますね。
※番組の中ではトキメキがなくなるからと表現していましたが
あえてここではトキメキ=感動=感情の動きと解釈しました。
ちなみに私はヨガを始めてから「感動が増えて」1年がとても長く感じるようになりました。
これだけ見ると”ヨガはそんなに感情が動くものなのか?!”と思う方もいるかもしれません。
しかしヨガは「考えや悩みの動きを制御する」といった哲学がベースにあって、感情を動かすためにしているわけではないんです。
ヒントはいつものヨガレッスンで伝えている”あの言葉”が関係しています。
「○○に意識を向けてみましょう」
普段のヨガレッスンで「ご自身の体の感覚に意識を向けて」「今の呼吸はどんな感覚でしょう」そんな言葉をかけているのには、理由があります。
レッスンでは、まず体の変化を捉える練習をお伝えしています。
なぜなら変化を感じ取りやすいからです。
伸びた、開いた、筋肉痛、呼吸が吸いやすい、吸いづらい、苦しい等
体は命を守るために、体の変化をとても敏感に感じ取り、脳に伝えてくれます。
私は体の変化を感じ取る練習を重ねていくうちに、少しずつ「心・感情」の変化を感じ取る練習を始めました。
そのうちに、なにもなかった1日でも「大きな変化を感じる1日」を発見するようになりました。
そう、つまり。感情の動きが少なくなっているのではなくて、感じ取る力が弱いだけなんです。
ヨガで「心・感情の動き」を観察すると時間が長く感じる
ヨガを習慣にすると「気持ちいい」「きつい」「出来た」「あれ今日は調子悪い」「解放感ハンパない」等 その観察はヨガをしていないときでも敏感に行えるようになります。
体・心のセンサーが”ぱぁッ”と開拓されていくような変化です。
大人になると出来ることが増えて、仕事も要領を得て、それなりに出来てそれなりに日常が過ぎる日もあるかもしれませんが、実は常に「心や感情は動き回って」います。
この「動き回っている心や感情」を「ヨガ」「瞑想」で観察するという行為は
「動き回らない(振り回されない)自分という軸」を築いてくれるツールにもなり、
変化にも敏感になるので「ストレスの察知力」が高まったり「特に何もなかった1日」が少しずつ「心・感情の動きがあった1日」へと姿を変えていくのです。
さらには「心・感情の動きを観察する自分軸」も築かれるのでストレスにも対処できるようになったり、精神的な豊かさを身につけることができます。
新年度もヨガや瞑想の実践を介して、皆さんが心と体の健幸を保てるようサポートさせていただきますので宜しくお願いします。
MANAKA