失敗した!過去の出来事を後悔する理由と気持ちを切り替える方法

こんにちは!さおりPです。

今日は誰でも一度はあるのではないでしょうか。「やってしまった…」と言う後悔についてお話します。

人との関わりや仕事のときなど「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「やらなければよかった」など後悔することってありませんか?

そのせいで人と会うのが辛くなったり、不安になったり、悩んだり…

今回はそういう時、どうしたらいいか対処法をお伝えしていきます!

過去の出来事を後悔する理由

後悔している内容は全て過去のこと

まず前提として、後悔している内容は全てが「過去」のことです。しかし過去は変えられません。当たり前ですよね。なのになぜか過去のことを「悔やむ」と言う行為に私たちは今の貴重な時間を使ってしまうのです。

それは時間がもったいない!!

ただ過去の行為を悔やむ事は自分を幸せにする行為ではありません。悔やんでいるその時間も今というかけがえの無い時間なのです。過去のことで不幸な今を作るのではなく、気持ちを切り替えて今後の人生をより良くする方法を考えましょう。

後悔の中身を探ってみる

後悔すること、反省すること、もちろん大切です。ではまず「何に後悔してるか」を具体的に書き出してみましょう。では、私の例で言いますね。

「遅くまで友人とお酒を飲んで楽しんでいた。酔っ払って満足して帰ったものの、翌日朝になるともしかしたら本当は早く帰りたがっていたかも?時間大丈夫か確認するなど配慮がかけていたかも?と急に不安になってきた」

お酒好きな方は経験あるかもしれませんが、酔っ払ったら冷静な判断出来なくなって後悔することってありますよね!笑

理由を決めつけていることに気がつく

私たちは無意識のうちに「事実」に対する勝手な「解釈」「理由付け」をしています。

本来は「お酒を夜遅くまで飲みに行った」という事実しかないはずなのに、自分で思考してしまっているんです。

今回の私の例で言うと「本当は帰りたかったのかもしれない」「もっと気を遣わないといけなかった」と言ったところです。

何かそう思わせるきっかけが仮にあったとしても、そう決めているのは自分。まずそこに気が付きましょう!

そしてそれは、実は自分では気が付いていない、本来の欲求に気がつくチャンスなのです。

後悔や悩みなどが発生するのは、本来の欲求に気が付いていないことが理由であると言えます。

気持ちを切り替える方法

本当の欲求に気がつく

「もっと気を遣わないといけなかった」

ここに隠されている自分の本心を探ります。そのためには自分に適切な問いかけをかけ続けましょう。

  • そう思ったのはなぜだと思う?
  • 何がそう思わせたのだろう?
  • どのようにそういう考えに至った?

質問を繰り返していくと、私の場合では「相手に嫌われたくない」そういう思いがあったのだと思います。深掘りするともっと出てきそうですが、今回はこれが自分の欲求かな、と思いました。

自分がしたい行動を選ぶ

もやもやしてた理由がわかればあとは簡単です。今私は、相手の方に嫌われたくないという思い、どちらかと言えばこれからも一緒にやっていきたい人なんだな、と再認識しました。(仕事関係の方なので)

では私がこれからこれからも一緒にやっていきたい、と思った方といい関係を築くためにできることを考えていけば良いのです。

私はこの人といい関係が築きたい、そのためにできることはなんだろう。こうなるとネガティブな感情はもうありません。

今回の場合、私は「昨日は気が利かずごめんなさい、時間とか大丈夫でしたか?(中略)これからもよろしくお願いします。」

と相手の方に送ると、

「全然大丈夫です。こちらも楽しくて時間を忘れていました。」

といった返信がありました。

結果、楽しい時間を過ごせたなーという感情でいっぱいになります。

全てひとりで解決しようとしないこと

今回の場合、私のただの飲み過ぎエピソードで「そんなことと自分の悩みを一緒にしないで!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、考え方としてはどんな悩みも同じです。

やってしまった、など過去のことに悩んでいる方はぜひこの方法で時間軸を今に戻していきましょう。

これらの流れは慣れると自然に一人で考えることができます。ただやはり慣れていない人は後悔の感情でいっぱいになってしまったり、自分の場合どう考えたらいいか分からないということもあると思います。そんな時は自分を責めず、人に頼ってください。ひとりで頑張らなくていいのです。努力家であったり、責任感の強い方ほどひとりで答えを出そうとしてしまいがちですが、辛い時くらい専門家の助けをかりてみるのはいかがでしょうか。常に相談できる環境を作っておくことで日常の仕事や人間関係がより良い状態になるものです。

慣れていたとしても人に聞いてもらう方がより効果的に思考に集中できます。判断をする場面の多い経営者や責任ある立場の職業の方は大きく悩んでいなくても定期的にカウンセリング、コーチングなどメンタル面のケアをされている方も多いです。今はカウンセリング文化が日本ではあまり浸透していませんが、心のケアは生きて行く上で非常に重要です。

「今」を楽しく生きる心の状態を作っていきましょう。

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